壁、屋根、屋上。お手入れの時期を逃していませんか?
屋根や壁の劣化を防ぎ、本来の機能を回復または維持させるためには、定期的なお手入れが不可欠です。 定期的なお手入れが、快適な居住空間とお住まいの資産価値を維持してくれます。
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外壁材にはモルタル、タイル、サイディング、ALCなどがあります。目的や工法に応じて材料の使い分けはありますが、多くの場合その仕上げには『塗装』が施されています。塗装は外壁材の表面に『塗膜』をつくり劣化を防いでいます。 この塗膜の劣化が建物内部への雨水侵入を招き、木造住宅であれば柱や梁・土台部分を、鉄骨造であればコンクリート内部の鉄筋を腐食させ、建物自体の強度を著しく低下させてしまいます。
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外壁同様、あるいはそれ以上に居住空間を守っているのが屋根といえます。当然、その劣化が建物に及ぼす影響は甚大です。定期的な点検・お手入れのほか、地震や台風といった自然災害の直後など、こまめな点検が不可欠です。 また、屋根材の下には、雨水や結露水の侵入を防ぐために、「ルーフィング(防水紙)」が全面に張られています。屋根材のメンテナンスと合わせてこのルーフィングのケアが重要なポイントです。
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屋上(陸屋根)やベランダ・バルコニーといった部位は、平らに見えますが、排水を考慮して僅かに勾配がつけられています。それでも三角屋根などに比べれば、水が溜まりやすく、漏水や雨漏りなどのリスクも高くなります。 そのため既存状況に合わせた「防水改修工事」が必要です。 防水改修工事には防水層を形成する材料や工法の違いによって様々な防水があります。
一般戸建外装工事事例
「まずは外廻りから…」このひとことで決まりました
内装の現場調査で伺いましたが、築年数から考えて、そろそろ塗装膜の撥水効果が無くなっている時期との指摘をさせていただき「まずは外回りを整備しましょう!」ということになりました。
決め手は「自社職人」と営業の「熱意」でした
築10年を過ぎ、そろそろお手入れをとお考えがあり、ホームページから数社検討され、一番遠い会社でしたが、自社職人が施工することや営業の熱意もあり、ご縁をいただきました。
「地域密着」ということでお任せいただきました
施主様はステンドグラス工芸の先生で、ご自宅の一階部分を教室として使われていました。ご職業柄「美」に対しての意識が日頃から高いこともあって、外壁の傷みや汚れが気になって仕方なかったそうです。
外壁の種類
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モルタル
昔の日本住宅で多く採用されていたモルタル塗り壁。モルタルは手作業で外壁に塗装していくため自由にデザインができ、温かみのある仕上がりにすることが可能です。「リシン仕上げ」「スタッコ仕上げ」など模様をつける仕上げ工法があります。
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窯業系サイディング
現在の外壁材の主流になっているのが「窯業系サイディング」です。サイディングには「樹脂系サイディング」や「木質系サイディング」などたくさんの種類がありますが、 現在の外壁材(外装材)の8割程度が窯業系サイディングを採用しているといわれています。窯業系サイディングはセメントに繊維質や混和材を混ぜたもので、板状になっているのが特徴です。
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金属系サイディング
サイディングの種類には、屋根材としても使用されるアルミニウムやガルバリウム鋼板を使用した「金属系サイディング」があります。 金属系サイディングには硬質プラスチックフォームという断熱材が使用されているため、断熱性が高いメリットがあります。 非常に軽く耐震性に優れ、ひび割れに強いのもメリットです
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ALCパネル
高層ビルや公共施設などにも使用される「ALCパネル」は機能性に優れた外壁材です。ALCパネルは軽量でありながら強度が高く、耐火性や断熱性に優れているメリットがあります。 有害物質も含んでいないので、人体への害がなく環境にも優しい外壁材です。
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タイル張り
マンションの外壁などは、特に分譲タイプではタイル張りがスタンダードとなっています。高級感が醸し出されることが大きな特徴ですが、機能やメンテナンスの面で優れていることも、数多く採用されている理由です。
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コンクリート打放し
コンクリート打ちっ放し」とは、RC(鉄筋コンクリート造)やSRC(鉄骨鉄筋コンクリート造)の建物の仕上げの一つです。 構造体であるコンクリートを現しのまま仕上げとするもので、型枠にコンクリートを流し込んで硬化させた後、型枠を外して、耐水性を向上させるために、外壁には撥水剤を塗布しています。
外壁の劣化の兆候とは?
屋根や外壁は住空間を外界(風雨や雪、火災、紫外線など)から守り、お住いの寿命を左右する重要な役割を担っています。しかし、その屋根や外壁そのものは経年変化で日々劣化しているのをご存知ですか?
モルタル・サイディングからのSOS
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チョーキング
壁面を指や手で擦った際に「白い粉」が付くのは塗膜劣化のサインです。
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外壁のコケ
塗装面が劣化し、水分を含みやすい状況になっています。
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外壁のひび(クラック)
塗膜の伸縮性が落ちているため生じます。最も顕著な劣化サインです。
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塗装膜の浮き
塗膜と外壁材が剥離して、その中に水や空気が入り込んでいます。
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サイディングの浮き
窯業(セメント)系サイディングでは水分の吸収乾燥を繰り返すことで反りが発生。
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サイディング目地の劣化
シーリング材の劣化によるひび割れ。雨水の浸入が懸念されるサインです。
タイルやALCだから大丈夫!と思っていませんか?
外装に用いられるタイルは主に陶磁器質が多く、タイルそのものは耐水性に優れています。ダメージの多くは目地からの雨水浸入によるものです。ALC(軽量気泡コンクリート)は、 軽量でありながら高い断熱性と耐震性を併せ持つ材料として外壁に使われます。表面に塗装を施すことで耐水性を持たせており、塗膜の劣化による不具合が懸念されます。
タイル・ALC・鉄部・木部からのSOS
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タイルのひび割れ
地震など大きな振動により発生。雨水の浸入が懸念されます。
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タイルの浮き
振動や下地材と接着面の間に雨水が入り込むことで発生。落下の恐れがあります。
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タイルの白化現象
モルタルの中の水溶性カルシウムが雨水に溶け表面に白く浮き出る現象です。
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タイルの剥離・落下
タイルの浮きや目地の劣化が進行すると剥離・落下の恐れがあります。
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ALC内部の鉄錆による膨れ
塗膜内に雨水が侵入し、内部の鉄筋がサビて、爆裂現象を起こしています。
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鉄部・木部の劣化
塗膜の撥水性能が落ちると、強度に影響が出てきます。
外壁の修繕工事
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外壁の塗り替え工事
「塗装」と聞くと、好みの色に塗り替えたり、家の壁を塗りなおして綺麗に見せるといった外見的な部分だけを思い浮かべてしまいがちですが、実は家自体の寿命を長くするといった非常に重要な事なのです。 我が家をより頑丈で安心なマイホームへと生まれ変わらせましょう。
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外壁の重ね張り工事(カバー工法)
既存の外壁を撤去せずに新しい外壁を取り付ける工事のことです。モルタル外壁をサイデイングにするなど変更できるため、風合いを変えたいという方にもオススメの工事です。
屋根の修繕|屋根はなかなか見る機会がないですよね?
外壁同様、あるいはそれ以上に住空間を守っているのが屋根です。その劣化が建物に及ぼす影響は甚大です。定期的な点検やお手入れのほか、地震や台風といった自然災害の直後など、こまめな点検が不可欠です。 また、屋根材の下には、雨水や結露の浸入を防ぐために「ルーフィング(防水紙)」が全面に張られています。屋根材のメンテナンスと合わせてこのルーフィングのケアが重要なポイントです。屋根材の種類は「金属」「スレート」「瓦」といった3種に大きく分類されます。
屋根からのSOS
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金属屋根のサビ
塗膜の劣化により発生、サビの進行具合によっては穴が開く場合もあります。
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スレートのコケ・カビ
塗膜の劣化により撥水性が損なわれ、屋根材が湿気を帯びています。
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スレート屋根のひび・欠け
地盤の揺れや強風時の飛来物によって発生します。
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板金の釘の浮き
湿気がたまる、または地震や強風によって発生します。経年劣化のサインです。
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漆喰の剥がれ・崩れ
風雨・地震などで発生。少しの地震や風で瓦が外れやすくなります。
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棟瓦の歪み・外れ
地震や強風時の飛来物によって発生します。歪みが進行すると棟が崩壊する恐れがあります。
屋根の補修方法
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屋根の葺き替え
屋根の葺き替えは、すでに葺かれている屋根材を撤去して新しい屋根材に葺き替える工事方法です。 古い屋根材を撤去することにより、屋根下地や野地板もメンテナンスすることができます。
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屋根カバー工法
重ね葺き(カバー工法)とは、既存の屋根を撤去せず、その上に新しい屋根材を被せる工法の事です。二重屋根なので耐熱性にすぐれているほか、解体費用がかからずコストが抑えられるなど様々なメリットがあります。
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屋根塗装
「塗装」と聞くと、好みの色に塗り替えたり、家の壁を塗りなおして綺麗に見せるといった外見的な部分だけを思い浮かべてしまいがちですが、実は家自体の寿命を長くするといった非常に重要な事なのです。我が家をより頑丈で安心なマイホームへと生まれ変わらせましょう。
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雨漏りの修理
屋根は私たちの生活を自然の脅威から守ってくれています。 適切に点検してメンテナンスをしてあげましょう。雨漏り、瓦のずれ・割れ、漆喰の補修色あせ、コケ・カビ、夏暑い、雨樋の修理、いつの間にか屋根は傷んでいます。早めのお手入れが建物を守る秘訣です。
屋上(陸屋根)やベランダ・バルコニーといった部位は、平らに見えますが、排水を考慮して僅かに勾配がつけられています。それでも三角屋根などに比べれば、水が溜まりやすく、漏水や雨漏りなどのリスクも高くなります。 そのため、既存状況に合わせた「防水改修工事」が必要です。防水改修工事には防水層を形成する材料や工法の違いによって「シート防水」「ウレタン塗膜防水」「FRP防水」「アスファルト防水」などがあります。
屋上・バルコニーからのSOS
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シートの剥がれ
シート防水などの接合部が劣化すると破断したり、剥がれが生じます。
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ウレタン塗膜の亀裂
表面の劣化により発生。放置しておくと雨水や紫外線の影響でさらにダメージを及ぼします。
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排水不良
勾配不良、もしくはドレンの所に土や枯葉が溜まっていると、クラック部分などから内部に浸水の恐れがあります。
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シートの膨れ
日光や雨水などでシートが膨張や伸縮を繰り返すことにより、屋上の防水層に膨れや破損などが生じやすくなります。
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エキスパンション目地劣化
経年の紫外線や風雨の影響で、シーリング材は次第に固化・収縮し、ひび割れや剥がれ、破断などを引き起こします。
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目地部分に植物が繁殖
防水機能が低下し、水分を含み、植物が繁殖しやすい環境です。雨水の浸入が懸念されます。
適正なお手入れ時期|いつ何をやればいいのでしょうか?
屋根・外壁の修繕工事はお済みですか?
安心・安全な暮らしをおくる上で、お住まいの「快適な住環境確保」と「資産価値の維持」は不可欠であり、 適切なお住まいの現状把握とお手入れが欠かせません。 では「いつ頃」「どのようなお手入れ」が必要なのか?「費用はいくらかかるのか」お分かりでしょうか?
屋根・外壁の無料健康診断|建物の健康診断って何?
適正な時期に適切なお手入れをするために屋根・外壁の無料診断をお受けください。
屋根・外壁の専門知識を持ったスタッフが建物のすみずみをチェックし、調査結果を診断写真(傷み箇所を撮影)・診断図面(建物および修繕箇所の計測)・診断見積書(施工方法と費用を具体的かつ詳細に見積)としてご提供いたします。ファミリー工房なら、設計事務所ならではの数量計算が可能です。