物件購入時に確認しておく事(積算価格が高い=いい物件?)
前回は融資では積算価格と収益価格どちらが使われる?ついて記載しました。
今回は、積算価格が高い=いい物件?ついて記載したいと思います。
気を付けなければならないのは
「積算価格が高い物件=いい物件」ではないケースがあることです。
例えば高額な建築費用がかかっているものの、商業施設から遠く離れていたり、公共交通機関の利便性が悪かったりするなど、立地としては賃貸需要が低い物件の場合です。
SRC造など高額な建築費用がかかっている物件では、積算価格が高くなりがちです。にもかかわらず賃貸需要が低いような物件の場合、実際の物件価格を積算価格が上回ることがあります。
積算価格が高ければ、もしかしたらフルローンに近い形で融資が下りる可能性もあるでしょう。 しかし賃貸需要が低ければ、どんなに立派な建物でも収益が見込めません。フルローンに近い大きな融資額でローンを組んだものの、思うように収益が上がらず赤字経営……というリスクが高まるでしょう。
先ほど、融資を有利に進めるためには積算価格が重要とご説明しました。しかし不動産投資で大切なのは、やはりその物件がどれだけ利益を上げてくれるかという点です。 積算価格が高いから、銀行の評価が高いからいい物件とは限りません。積算価格だけでなく、自身で物件の収益性を見極める必要があるでしょう。
同じ一つの不動産であっても、その価値・価格を示す方法はたくさんあります。 物件を選ぶ際にはさまざまな角度から物件価値を調査し、検討しなければなりません。 もしその価格に差がある場合は、その理由をきちんと把握しておくことも重要です。
積算価格を重視している金融機関は多いですが、融資を多く受けられるからという基準で積算価格ばかりを重視するのはお勧めできません。
物件の収益性を測る収益価格や、実際に物件価格に反映されているさまざまな事情などを考えた物件選びを心がけましょう。
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