【2023年度版】お風呂リフォームで使える補助金紹介!受け取りの条件と手続き方法
お風呂のリフォームは、国や自治体の補助金を活用すれば費用を抑えられることをご存知ですか?一例ですが国が実施する「介護保険の住宅改修補助金」では、工事費用の90%(上限18万円)が補助されます。本記事では、お風呂のリフォームに活用できる補助金の種類、申請の条件、そしてリフォーム工事例などを詳しく紹介しています。お風呂のリフォームを検討している方はこの記事を読んでから、リフォーム会社選びをすることをおすすめします。補助金を活用して、より快適なお風呂リフォームを実現しましょう!
あわせて読みたいお風呂のリフォームに活用できる補助金の種類
お風呂のリフォームを検討している方々にとって、補助金の活用は大きなメリットとなります。お風呂のリフォームに活用できる代表的な補助金を一覧にまとめました。
お風呂リフォームで活用できる補助金の例
補助金の種類 | 目的 | 支給条件 | 対象リフォーム |
こどもエコすまい支援事業 | 子どもがいる家庭の住環境改善 | リフォーム費用の一部 | バリアフリー化、省エネ設備導入等 |
長期優良住宅化リフォーム推進事業 | 住宅の長寿命化と性能向上 | 対象住宅の基準を満たすこと | 耐震補強、エネルギー効率の良い設備導入等 |
介護保険による補助金制度 | 高齢者や障害者の住環境改善 | 介護保険の要支援または要介護認定を受けていること | バリアフリー化、滑り止め設置等 |
各自治体による補助金制度 | 地域に応じた住環境の改善 | 自治体による | 自治体による |
補助金にはあらかじめ予算が設定されており、その年の予算の上限に達した時点で終了となります。また、各自治体により、支給条件や対象となるリフォーム、補助金の上限が異なります。お風呂リフォームで活用できる補助金の詳細は、お住まいの自治体の公式ウェブサイトで確認してください。
補助金が適用されるお風呂のリフォーム工事例
以下では、補助金が適用されるお風呂のリフォーム工事例を具体的に紹介していきます。
介護・バリアフリー目的のリフォーム
介護・バリアフリー目的のリフォームには、利用者の安全性と快適性を向上させるための様々な種類があります。以下に、脱衣所、浴室への出入り口、車いすの使用、入浴介助を含めた詳細なリフォーム例をあげてみましょう。
1. 手すりの設置
浴槽の手すり、壁面の手すり、出入り口の手すりを設置し、入浴時のバランスや移動、立ち上がりをサポートします。
2. 滑り止めの設置
お風呂のリフォームには、滑り止めマットやコーティングによる床の滑り止め、浴槽内部への滑り止めの設置が含まれます。立ち座りの際の転倒防止の効果が期待できます。
3. 浴槽の改造
浴槽のリフォームには、浴槽に扉を設置して足を高く上げずに入浴できるようにする「浴槽の扉付き化」と、浴槽の深さを浅くし立ち座りがしやすい設計に変更する「浅型浴槽の導入」があります。
4. シャワーの改善
座ったままでも全身を洗いやすい、手持ち式シャワーヘッドへの変更や温度調節機能付きシャワーへの変更も対象になります。
5. 床の改善
お風呂の段差を解消して、躓き防止します。また、滑りにくい床材を選ぶことで、浴室内の転倒事故を抑制します。
6. 将来の介護を考慮
将来的に車いすでの使用や、入浴介助が必要になった場合を見越して、広い浴室にリフォームします。
省エネ(断熱)目的のリフォーム
省エネ目的のリフォームとして以下のようなものがあります。
・窓やドアの断熱改善、壁・床・天井に断熱材を追加
・換気システムの改善
・照明の省エネ化、給湯器の効率化
これらのリフォームにより、浴室内の温熱環境が改善され、冷暖房効率が向上し、結果として光熱費の削減にも貢献します。
住宅の劣化対策が目的のリフォーム
住宅の劣化対策を目的としたリフォームは、建物の寿命を延ばし、居住環境を快適に保つために不可欠です。主なリフォーム例としては、旧式浴室のユニットバスへの交換、防水性能の向上、換気システムの改善、タイルの補修・交換、配管の点検・交換が挙げられます。これらのリフォームを行うことで、水漏れやカビの防止、冷暖房効率の向上、浴室の美観維持など、住宅の劣化を防ぎ、快適な生活空間を保つことが可能となります。
あわせて読みたいお風呂のリフォーム補助金の注意点
補助金をうまく活用することで、通常のリフォームよりもコストを抑えることが可能になります。しかし、補助金を利用するにはいくつかの注意点があります。
登録事業者による申請・工事が補助金申請の条件になる場合がある
多くの補助金制度では、指定された登録事業者を通じて申請を行い、工事を実施する必要があります。これは、工事の品質を確保し、補助金が適切に利用されることを保証するためです。そのため、リフォームを計画する際には、補助金の条件を事前に確認し、以来する業者が登録事業者であるかどうかを確認することが重要です。
介護保険の場合はケアマネージャーを通して申請する必要がある
介護保険を利用してお風呂のリフォームを行う場合、ケアマネージャーを通じて申請を行う必要があります。ケアマネージャーは、利用者の健康状態や生活環境を評価し、必要なリフォームを提案してくれます。また、申請書類の作成や手続きのサポートも行ってくれるため、スムーズに補助金を利用することができます。ケアマネージャーを通じて申請するためには、利用者が介護保険の要支援または要介護認定を受けている必要があります。
補助金を活用する際は、申請期限、上限額、対象リフォーム内容を確認し、計画を進めることが重要です。補助金活用のリフォーム実績がある業者であれば、手続きや調査についてもアドバイスをしてくれるでしょう。補助金を利用する場合には、地域で実績が豊富な登録事業者への依頼がおすすめです。
まとめ
お風呂のリフォームでは、補助金活用することで工事費の一部を節約できることを紹介してきました。条件によっては、複数の補助金を活用できる場合もあるので事前の下調べや、登録事業者への相談が重要になります。
ファミリーグループは登録事業者であると同時に、補助金を活用したお風呂リフォームの実績も豊富です。まずは、どんな補助金を活用できる可能性があるのか、その場合の費用などについて、リフォームの費用のシミュレーションのご相談も承っております。 「補助金の申請はむずかしそう…」と諦める前に、私たちファミリーグループにご相談ください。 補助金を活用して、より快適なお風呂リフォームの実現をサポートいたします。