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ファミリー世帯にうれしい学習支援や補助金が充実!足立区の子育て支援

足立区の子育て支援

足立区は昔ながらの商店街が多く、葛飾区や荒川区などと並んで「東京の下町」といわれるエリアです。江戸時代には千住宿として栄えており、今も建物や路地に当時の面影が残されている場所が数多くあります。そんな足立区の学校や子育てに関する支援・補助金などの情報について詳しくお伝えしていきたいと思います。

■足立区の基本情報

【参照情報】

https://www.city.adachi.tokyo.jp/hodo/ku/aramashi/profile/chise.html

https://www.city.adachi.tokyo.jp/documents/39798/adachi16.pdf

https://www.city.adachi.tokyo.jp/documents/49375/r2_01_jinkomenseki.pdf

https://www.city.adachi.tokyo.jp/documents/27035/area3.pdf

東京都23区の最北端に位置する足立区は、総面積53.25平方キロメートル。大田区、世田谷区に続いて23区で第3位の広さです。世帯数352,835世帯、人口は691,298人。毎年緩やかに人口が増加し続けており、23区でも人口の多いエリアといえるでしょう。(令和2年1月1日現在)

JR常磐線、東京メトロ千代田線・日比谷線、東武スカイツリーライン・大師線、つくばエクスプレス、京成本線、日暮里・舎人ライナーなどが乗り入れています。また、コミュニティバスが12路線もあり、区内の移動も便利です。

なお、現在「綾瀬・北綾瀬」「六町」「江北」「花畑」「千住」「西新井・梅島」「竹の塚」の7つのエリアで、それぞれの街の特徴や魅力を作っていくエリアデザインを計画しています。大規模な区の保有地等に大学や病院を誘致するなど、区のイメージアップや街づくりに力を入れているため今後の発展が楽しみです。

■足立区の子育て環境

【参照情報】

https://www.city.adachi.tokyo.jp/miryoku/shiru/index.html

http://www.tokyo-park.or.jp/park/format/about024.html

https://tokyo-eastpark.com/higashiayase/higashiayase_info/#info10

https://www.ces-net.jp/toshino/index.html

https://www.galaxcity.jp/

足立区は区立公園面積が23区内で1位、公園数も345園と豊富です(平成29年4月1日現在)。また、四方が川に囲まれていることから、昔の用水路を活かしたせせらぎもたくさんあります。陸上競技場、野球場やテニスコートなどがある「舎人公園」、カラフルな遊具や複合遊具がある「東綾瀬公園」、田植えや農作業のような自然体験ができる「足立区都立農業公園」など、親子で楽しめる公園がいっぱいです。

また、高さ7.5mのクライミングウォール、国内最大級のネット遊具、大型プラネタリウムなどがある区の体験型複合施設「ギャラクシティ」は入館無料。工作やワークショップなども毎日開催しているため、子供たちにとって魅力的な遊び場です。

■足立区の幼稚園・保育園は?

【参照情報】

https://www.city.adachi.tokyo.jp/documents/49375/r2_11_kyoikubunka.pdf

https://www.city.adachi.tokyo.jp/documents/49375/r2_08_koseifukushi.pdf P.20

https://www.city.adachi.tokyo.jp/kodomo-seibi/taikijidousuu.html

足立区内の幼稚園や保育園の数は下記の通りです。

 公立私立
幼稚園0園51園
認定こども園2園4園
保育園44園112園

*その他、認証保育所35園、家庭的保育所145園、小規模保育施設27園         

「足立区待機児童解消アクション・プラン」として施設整備や保育士の確保に取り組み、平成31年の段階で123人だった待機児童が、令和2年4月現在では3人と大幅に解消されています。(フルタイム就労世帯の待機は0人)

■足立区の学校は?

【参照情報】

https://www.city.adachi.tokyo.jp/documents/49375/r2_11_kyoikubunka.pdf

https://www.city.adachi.tokyo.jp/g-shien/k-kyoiku/shochu/joho-sho-ichiran.html

https://www.city.adachi.tokyo.jp/gakumu/k-kyoiku/shochu/03-gakkosentakuseido.html

https://www.city.adachi.tokyo.jp/documents/17445/shinden_news25.pdf

https://www.city.adachi.tokyo.jp/gaku-tei/021000tsumazuki.html

足立区の教育施設の数は下記の通りです。

 公立私立
小学校69校0校
中学校35校1校
高等学校9校2校
大学1校4校

*小中一貫教育校を含む

●足立区の公立小学校一覧

●足立区の公立中学校一覧

足立区の小中学校は学校選択制度を取り入れており、小学生は住所地の学区域に隣接する小学校から、中学生は区内のすべての中学校から自由に選ぶことができます。また、9年間一貫したカリキュラムで教育を行う区立の小中一貫教育校「興本扇学園」、「新田学園」があるのも特徴のひとつです。

なお、児童・生徒ひとりひとりの能力に応じた指導に力を入れています。つまずきやすい3・4年生に対する「個別指導」、放課後を利用した「校内補講」、夏休みを利用した「学習教室」など、理解が不十分だった学習内容を定着させるための学習サポートが充実しています。

■足立区の子育て支援制度

1.スマイルママ面接

区内の妊婦全員を対象とし、悩みや不安を聞いたり、必要な支援の情報提供を行ったりしています。スマイルママ面接を行うと、育児に必要な物品購入やタクシーの乗車等に利用できる2万円分の「こども商品券」が配布されます。

足立区スマイルママ面接事業

https://www.city.adachi.tokyo.jp/hoken/smilemamamensetsu.html

2.産前・産後家事支援

足立区在住で出産予定日の6週間前から、退院後1ヶ月までの妊産婦が利用可能。ホームヘルパーが自宅を訪問し、食事の準備や片付け、洗濯や掃除、生活必需品の買い物などを行ってくれます。

※有料(基本時間1時間500円、基本時間外1時間800円)

産前・産後家事支援事業

https://www.city.adachi.tokyo.jp/kodomo-genki/k-kyoiku/kosodate/homehelp-jigyou.html

3.子ども医療費助成(マル乳・マル子医療証)

乳児および小・中学生(15歳に達した最初の3月31日まで)が対象。保護者の年収制限はなく、保険診療の自己負担分が全額助成されます。

子ども医療費助成制度(マル乳・マル子医療証)

https://www.city.adachi.tokyo.jp/oyako/k-kyoiku/kosodate/teate-iryohijose.html

4. あだち子育て応援隊

あだち子育て応援隊は、一時預かりや、保育園・学童・習い事などへの送迎を保護者に代わって行う事業です。小学生までの子育てをしている家庭を対象としています。

※有料(基本時間1時間500円、基本時間外1時間800円)

子ども預かり・送迎支援事業

https://www.city.adachi.tokyo.jp/kodomo-genki/k-kyoiku/kosodate/ichiji-oen-home-s.html

あだちファミリー・サポート・センター事業

https://www.city.adachi.tokyo.jp/kodomo-genki/k-kyoiku/kosodate/ichiji-oen-family-s.html

5.幼稚園補助金

幼稚園へ入園する場合、下記のような補助が行われます。

・入園金:1園児1回限り10万円が上限

・保育料:月額33,000円まで(国の制度では上限25,700円)

・給食費(副食材料費):月額4,500円まで ※年収制限あり

・2歳児補助金:一律月額3,500円

幼稚園補助金

https://www.city.adachi.tokyo.jp/kodomokate/k-kyoiku/kosodate/yochien-hojokin2020.html

6. 就学援助・就学奨励(区内、区外小・中学校共通)

就学援助は足立区在住の小・中学校に通っている児童・生徒に対し、学校給食費、校外活動費、修学旅行費や学用品等の支払いの一部を援助する制度です。

なお、入学前に「小学校入学準備金」の申請ができます。準備金として50,600円支給され、ランドセル購入等の費用として使用できます。(中学校の入学準備金は、6年生で就学援助を受けている児童に対し57,400円支給)

就学奨励は、区内在住の特別支援学級等に通学・通級をしている児童・生徒を対象とし、通学にかかる費用の一部を援助する制度です。

※どちらも受給条件に該当する方のみが対象です

就学援助(小学校入学準備金)

https://www.city.adachi.tokyo.jp/gakumu/k-kyoiku/shochu/nyugakujunbi.html

就学援助・就学奨励

https://www.city.adachi.tokyo.jp/gakumu/k-kyoiku/shochu/tetsuzuki-shugaku.html

7.学童保育

就労や病気などで昼間の家庭に保護者がいない小学1~6年生を対象とし、授業日は授業終了後から午後5時まで、学校休業日は午前9時から午後5時まで預かってくれます。なお、就労状況により、夕方の延長保育が午後6時まで、学校休業日の早朝保育午前8時30分から利用可能です。

学童保育室

https://www.city.adachi.tokyo.jp/juku/k-kyoiku/kosodate/g-annai.html 

8.足立はばたき塾

成績上位で学習意欲も高いけれど、経済的理由で塾等に通うことが難しい中学3年生を対象にした区の学習支援事業です。民間の学習塾でもトップクラスの講師を迎え、難関校の受験に挑むためのサポートを行っています。

※受講には、学力診断テストや就学援助などの状況確認が必要です。

足立はばたき塾

https://www.city.adachi.tokyo.jp/gaku-tei/k-kyoiku/kyoiku/habataki.html

9. あだち家族ふれあいの日

毎月第3土曜日は「あだち家族ふれあいの日」です。家族や親子の絆を深めることができる、区内のさまざまな施設が無料または割引になります。プールなどの体育施設や生物園、プラネタリウムなどは無料。銭湯やボーリング場が割引になるなど、家族で楽しく過ごす時間を作るのに役立ちそうですね。

あだち家族ふれあいの日

https://www.city.adachi.tokyo.jp/seshonen/k-kyoiku/kosodate/kazokufureai.html

まとめ

下町らしい雰囲気が漂う足立区は、アクセスがよく地価や物価が安いことから人気のあるエリアです。子育て支援が充実していることと、家族で遊べる区の施設や公園なども多いことから、子育て中のファミリー世帯にとって住みやすい区のひとつといえるでしょう。また、現在7つの地域で進められているエリアデザイン計画が進むことで、街の雰囲気が変わっていくのも楽しみかもしれませんね。今後の足立区の発展に期待ができそうです。

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