快適な暮らしの秘訣!浴室乾燥機のメリット|月々の電気代も解説
最近では、多くのお家で浴室乾燥機が使われるようになってきました。 浴室乾燥機があるとシャワーを浴びた後の湿気を取り除くだけでなく、衣類やタオルもカラッと乾かすこともできるからお洗濯の悩みも解決できます。 でも、昨今の電気料金の高騰の影響で、電気代が気になるという方もいるはず。そこで、浴室乾燥機を使うとどのくらい電気代がかかるのか、また電気代を節約するヒントも紹介します。 浴室乾燥機を使っている方はもちろん、これから使おうと考えている方もぜひ参考にしてくださいね。
浴室乾燥機を活用するメリット
浴室乾燥機を導入したご家庭からは「電気代はかかるけど浴室乾燥機がない生活には戻れない」「もっと早くつけたらよかった」という感想が聞かれます。 浴室乾燥機を使用している方に、活用するメリットを聞いてみました。
1.浴室の快適化 浴室乾燥機には暖房機能があり、冬場の寒い浴室を暖めることができます。お年寄りや小さなお子さまがいるご家庭で好評の理由になっています。
2.洗濯物対策 春は花粉、梅雨の湿気と洗濯物を外に干すのはイヤ。でも、室内干しの生乾き臭もイヤといいう悩みも、浴室乾燥機があれば可決します。天候に左右されずに洗濯物を乾かせます。 衣類乾燥機で乾燥させた場合に比べシワが少ないというメリットもあります。
3.浴室のカビ防止 浴室乾燥機を使って換気や乾燥を行うことで、お風呂にカビが生えるのを防止できます。浴室のカビは掃除が大変になるだけでなく、アレルギーの原因にもなるのでカビ予防効果はうれしいですね。
現代は共働きが増えているので、日中にお洗濯できない家庭も多くあります。また、大量の洗濯物を部屋干しするとイヤな生乾き臭も気になりますよね。洗濯物のストレスを軽減できるのも浴室乾燥機の大きなメリットです。また、脱衣所と浴室の温度差によるヒートショック
浴室乾燥機の電気代はどのくらい?
一般的な浴室乾燥機の消費電力は1250W程度です。これは、ヘアドライヤーの消費電力とほぼ同じなので、浴室乾燥機は比較的消費電力は大きめです。 洗濯物の量が少ないご家庭の一度の乾燥にかかる目安が2~4時間ほど。1時間あたり約32円の電気代がかかります。
1日に3時間使用すると 96円 /日
毎日使うと 96円×30日で 2,880円/1カ月 の計算になります。
ただし、これは一般的な電気料の場合です。 ・オール電化住宅 ・電気代の安い時間帯があるプラン など、電気料金のプランによっては1時間使用した電気代が約10円までコストダウンも可能です。 工夫次第では、一般的な電気料金の1/3ほどで使用できます。
洗濯物の乾燥に浴室乾燥機を利用する場合、家族の人数や洗濯の頻度により変わってきます。 そこで参考にしていただきたいのがこちら
洗濯物1㎏を乾かす目安=1時間
つまり、洗濯物が2㎏なら2時間、3㎏なら3時間と考えればいいのでわかりやすいですね。 洗濯機も製造している日立製作所のホームページでは、1人1日分の洗濯物の量は約1.5㎏と紹介しています。4人世帯なら1.5×4人で6㎏くらいが目安となります。
くわしくはこちらのサイトをご確認ください。
浴室乾燥機の電気代はどのくらい?
浴室乾燥機の電気代は意外と高い!と驚いた方もいらっしゃるのではないでしょうか? でも、毎日の洗濯物すべてを浴室乾燥機で乾かすわけではないですよね。
- ・花粉や梅雨の時期
- ・急いで乾かすものがあるとき
- ・部屋干しの仕上げ
など、シーンによって使い分けることで上記で紹介している電気料よりは少なくなるはずです。 でも、できることなら毎日利用したいという場合には、電気代そのものを節約することを検討してみましょう。
オール電化にしてお得なプランに変更する
もし、ふだんから電気使用量が高く、さらに浴室乾燥機の設置を検討しているならオール電化にするのも選択肢のひとつです。
浴室乾燥機の設置とともにエコキュートなどの設備を導入してオール電化することで、夜間の電気料金を抑えることができます。洗濯も乾燥も夜間の割安な時間帯にすることで、電気代を節約できます。
洗濯物の干し方を工夫する
「オール電化にはできない」というご家庭で試していただきたいのが、洗濯物の干し方を工夫することです。ちょっとした工夫ではありますが、効率よく短時間で乾かすことで電気代を節約できます。
洗濯物の間隔を空けて干す
ひとつめは実にシンプルですが、洗濯物同士の間隔をしっかりあけて干す方法です。間隔を空けることで風通しがよくなり、乾燥効率がアップします。浴室では洗濯物が密集しがちですが、干す位置や道具を工夫して、なるべく間隔を開けた状態で干しましょう。 洗濯物の間隔は、最低でもコブシ一つ分くらいが目安です。ホームセンターで購入できるツッパリ棒などを活用してみましょう。
サーキュレーターと浴室乾燥機を併用する
サーキュレーター(扇風機)と浴室乾燥機を一緒に使う方法もおすすめです。洗濯物に効果的に風が当たり、乾燥時間が短縮されます。
ただし、サーキュレーターは水場での使用は想定されていないので、取扱説明書をしっかり読んで、漏電などに注意して使用してくださいね。
乾燥効率を上げるためにこまめな清掃をする
乾燥効率を上げるために、もうひとつ気をつけたいポイントがあります。それは、浴室の換気と浴室乾燥機の清掃です。 もしかして、お風呂を使ったばかりで蒸気が立ち込める中で浴室乾燥機を使っていませんか?または、浴室乾燥機のフィルターにホコリはたまっていませんか?
じつは、浴室内に湿気がこもったままで浴室乾燥機をかけた場合、余分な水分も乾かさなくてはなりまえん。そうすると、時間も電気代も余分にかかってします。乾燥効率を上げて、短時間で洗濯物を乾かすためには以下のことに注意しましょう。
- ・浴槽にはフタをする
- ・浴室の壁や床の水分をふき取る
- ・浴室乾燥機の使用前に換気をしておく
これだけ注意するだけでも、乾燥にかかる時間を短縮できます。 また、浴室乾燥機のフィルターも定期的にお掃除しておきましょう。とくにフィルターが詰まると空気がうまく通らなくなり乾燥効率が落ちてしまいます。パネルは週に1回、フィルターは月に1回の頻度で掃除をするようにしましょう。
まとめ
今回は、浴室乾燥機の導入メリットや月々の電気代、節電方法について紹介してきました。
浴室乾燥機は、シャワーの後の湿気を取り除くだけでなく、衣類もカラッと乾かすことができますが、消費電力が大きく、月々の電気代に影響することもあります。 一般的な4人世帯で、毎日洗濯をして浴室乾燥機を利用した場合1月の電気代はおよそ5,760円程度かかるでしょう。しかし、オール電化にして、お得な夜間電力を使用したり、洗濯物の干し方を工夫することで、電気代を節約することもできます。
浴室乾燥機の設置タイミングとしては、後付けも可能ですが、浴室のリフォーム時がおすすめです。浴室乾燥機は快適なバスタイムだけでなく、洗濯に関する悩みも解決できます。浴室乾燥機の取り付けはファミリーフォームにご相談ください。