給湯機の値段は？選び方や交換の目安、業者選びのポイントや補助金について紹介（前編）

工務部 Sub Chief古谷睦

こんにちは。ファミリペイントの古谷です( ˘ω˘ )♪

「給湯器が古くなってきたけれど、そろそろ交換？」と考えたとき、まず気になるのが「給湯器の値段」ではないでしょうか。給湯器は住宅設備の中でも高価であり、できることなら交換費用を抑えたいと考えるのは当然のことでしょう。

そこで今回は、給湯器の値段の目安や交換の判断基準について徹底解説します。
さらに、交換の際に知っておきたい業者選びのポイントや、給湯器リフォームに利用できる補助金制度についてもご紹介しています。給湯器の交換をお考えの方は、ぜひご参考にお読みください。

★本体価格の目安

給湯器本体の価格は、機能と大きさ（号数）、設置方法によって変動します。一般的にはメーカーの希望小売価格から割り引かれる場合がほとんどであり、値引き後の本体価格の相場は以下の通りです。【ガス式】種類本体の値段給湯専用 5万～18万円オートタイプ（足し湯） 7万～26万円フルオートタイプ 9万～28万円エコジョーズ 15万～25万円【電気式】種類交換する場合の値段給湯専用 10万～15万円フルオートタイプ 25万円前後エコキュート 15～40万円 ※値段は割引後の本体のみの価格であり、あくまでも目安です。価格改定や施工業者によって値段が変動する可能性があります。
ちなみに、給湯器の操作をするためのリモコンは3万～7万円ほどで購入できます。ただし、現状としては本体＋リモコン＋工事のセットで依頼すると割安に交換できるプランを提供しているリフォーム業者が多く、それぞれを単体で依頼するケースよりもお得な値段で利用できます。特別な理由がない限りはまとめてセットで依頼する方法がよいでしょう。
また戸建に比べるとマンションのほうが値段が安く済む場合もありますが、狭いスペースに給湯器を設置している場合、そのスペースに対応するスリム型の給湯器を選ぶ必要がある点に要注意です。この場合、通常に比べ交換費用が高くなる可能性がありますので、不安な方はあらかじめ確認しておくことをおすすめします。

★取り付け工事費用の目安

給湯器の取り付け工事費用そのものは3万～6.5万円が相場です。工事には以下の費用が含まれています。
・取り付け交換工事費
・接続工事費
・リモコン接続工事費
・出張費
・古い給湯器の改修
・処分費
・点火試験費
・排水用工事費（エコキュート、エコジョーズ）　

など壁掛けから据置へ変更するなど、設置方法を変更したり、設置場所が狭かったりする場合は、別途で工事費がかかる場合もあります。「思いのほか高額になってしまった」といったトラブルになるのを避けるためにも、見積りを取ってもらう段階でどんな費用が発生するかを必ず確認しておきましょう。リフォーム時などのオプション費用給湯器の老朽化などで交換を行う場合、配管カバーの交換やガスホース交換などが必要になることがあります。部品や付属品の交換を伴う場合、工事人は別途で部材費、交換費がかかることを知っておきましょう。

・内容、値段の相場、配管カバーの交換 3,000～10,000円
・ガスホースの交換 6,000～10,000円
・リモコン追加 9,000～21,000円
・据置台の交換 7,000～13,000円
・排気カバーの交換 3,000～20,000円
・PSアダプター設置 4,000～15,000円
・高所作業費 25,000円前後
・狭所作業費 10,000円前後

長くなりましたので、次回に続きます！