屋根・外壁塗装を検討する方必見! 「絶対にしてはいけない」こと
屋根・外壁塗装を成功させるためには、業者選びで「絶対にしてはいけない」のは何かを知ることが大切です。わかりやすく3つに分類しました。
株式会社 ファミリー工房 外装工事のアドバイザー
- 見積もり前の業者選びの注意点
- 見積もりを依頼する際に注意したい点
- 見積もり後に良い業者と契約するポイント
それぞれをステップごとにご紹介していきましょう。
目次- STEP1 業者に依頼する前に注意しないといけないこと
- STEP2 見積もりを依頼するときにしてはいけないこと
- STEP3 見積もり後、業者を選ぶときにしてはいけないこと
STEP1 業者に依頼する前に注意しないといけないこと
1 初めての人ほど慎重に!業者をすぐに決めてはいけない
2 訪問営業の塗装業者と契約してはいけない
3 見積もり依頼を地域密着でない業者にしてはいけない
4 簡単でも「知り合いの業者だけ」に依頼してはいけない
5 実は失敗のもと! 「パック料金」を提示する業者を選んだらいけない
6 ホームページに事例があるか確認!ない業者は選んだらいけない
- 初めての人ほど慎重に!業者をすぐに決めてはいけない
信頼できる業者をしっかり探すことは、塗装工事の成功に関わる大切なポイントです。
「お客様が騙されやすい」業界ともいわれる塗装工事。実は業者ごとに持っている知識や技術が異なるので、伝えられる情報も業者によって違います。そのため、当社だけでなく複数の業者からの話を聞き、業者が言うことが本当かどうかを判断する必要があります。
株式会社ファミリー工房は当社以外に3社程度の他社見積を取って頂くことをお勧めしています。
担当営業や職人さんから渡された名刺には、携帯・代表電話・住所などの連絡先は載っていますか? これらの情報がない場合は、正直信頼性が低く、注意が必要です。
2.訪問営業の塗装業者と契約してはいけない
訪問営業での塗装工事について、消費者センターには被害相談が毎年多く寄せられています。屋根・外壁塗装業者の中には、訪問営業を主体に活動しているところもあり、全ての業者が悪いとはいえませんが、訪問営業にはかなりの確率で悪質な業者が多いことも事実です。
訪問販売員が良い人そうでも、その人が塗装工事をするわけではありません。訪問営業の業者は、候補から外しておきましょう。
3.見積もり依頼を地域密着でない業者にしてはいけない
見積もりをしてもらう業者はどこでも良いわけではありません。その理由は、業者が地域密着でない場合と、地域密着の場合を比較してみると明確です。
(1)屋根の修理の相場は?
地域密着でない業者の場合 | 地域密着業者の場合 |
・何かあった場合でも、遠くてすぐに駆けつけられない | ・何かあった場合もすぐに駆けつけられる距離 |
・遠方からの移動費も含まれ、工事費用が高くなる | ・近いので移動費があまりかからない分、費用を抑えられる |
・お住まいの地域の特性を理解していないことで、合わない塗装をしてしまう | ・お住まいの地域の特性を理解しているので適切な塗装ができる |
このように地域密着かどうかで、費用や適切な塗装をしてくれるかどうかが全く違います。その点からも、地域密着の業者を選ぶことをおすすめします。
4.簡単でも「知り合いの業者だけ」に依頼してはいけない
もしご自身のお知り合いや、知人のお知り合いに業者がいらっしゃっても、そのまま屋根・外壁塗装工事を依頼してしまうと、
- 他の業者と比較したくても比較しづらい
- 見積もり金額が高いと感じても断りづらい
- 内容や条件が合わない場合や、信用に欠ける場合でも頼まなくてはいけない状況になりやすい
といったことが起きてしまいます。知り合いの業者に依頼するのは簡単ですが、その業者があなたのお家に必要な補修ができたり、適切な塗装や塗料を選べたりするとは限りません。
せっかく高い費用を払って大切なお家をメンテナンスするのであれば、きちんとその内容を比較・検討したいものですね。
5 実は失敗のもと! 「パック料金」を提示する業者を選んだらいけない
「屋根塗装がたったの30万円」や「外壁塗装パック70万円」などのうたい文句にも注意が必要です。これらのパック料金には次のようなデメリットがあります。
- 業者側が決めた塗装・補修しかできず、要望を満たす塗装や補修ができない場合がある
- パックに工事を追加できないことがある
- 融通がきかない
つまり、パック料金とは「業者側の都合で決められた工事」を安い金額でできるというものです。求める条件に内容が合っていれば良いものの、塗装工事は一軒一軒で状態も形状も違います。まずは見積もりを頼み、お家の状態に合わせた塗装や補修をしてくれる業者を選びましょう。
6 ホームページに事例があるか確認!ない業者は選んだらいけない
業者のホームページを確認するときに一番見て欲しいのは、塗装を行った事例が載っているかどうかです。
- 手抜き工事だから事例として写真を載せられない
- 塗装後にクレームが多かった
- 施工したお客様と良好な関係が築けていない
もし事例が載っていなければ、これらのことが考えられます。中にはホームページの運用まで手が回っていない業者もいますが、事例写真があることで信頼度は高まりますね。
STEP2 見積もりを依頼するときにしてはいけないこと
7 取り寄せる見積もりは1社だけでも、多すぎてもいけない
8 見積もり条件は業者ごとに変えてはいけない
9 見積もり依頼は何度も条件を変更してはいけない
10 値引き交渉を無理にしてはいけない
7.取り寄せる見積もりは1社だけでも、多すぎてもいけない
塗装業は無資格で始められることもあり、知識・技術は業者によって玉石混交。ですから、悪徳業者を見極められずに契約すれば、相場より高い費用で、ずさんな塗装をされてしまうかもしれません。
実は初めて屋根・外壁塗装をする方は、1社しか業者を検討しない傾向があります。複数の業者を比較・検討しないと
- 塗装業者が言うことが本当かどうかわからない
- 嘘に気づかず契約してしまう
など、悪徳業者かどうかを見極められない可能性があります。
とはいえ、比較する業者が多すぎると逆に混乱を招き、いつまで経っても業者を選べません。
見積もりを比較検討するなら、3社程度までを厳選すると良いでしょう。
8.見積もり条件は業者ごとに変えてはいけない
同じ条件で見積もりをしないと、どの業者がいいかそれぞれを比較することはできません。ところが、「どんな」状態の「どこ」をメンテナンスしたいという要望がまとまっていない方は、業者ごとに見積もり条件を変えてしまいがちです。まずは要件を事前に洗い出し、全ての業者に同じ条件で見積もりを依頼しましょう
9.見積もり依頼は何度も条件を変更してはいけない
中には見積もりを依頼する際に、「無料だから」と何度も条件を変えてしまう方がいます。
しかし、基本的には無料でしてくれる見積もりも、業者側から見ると移動代・人件費などの費用がかかっているので、何度も条件を変えると
- 契約する気がない、いわゆる冷やかしだと思われる
- 無駄に人件費をかける、「悪いお客様」と思われる
など、よくない印象を業者に与えてしまい、結果として業者とコミュニケーションがとりづらくなったり、質の悪い塗装になったりするかもしれません。最悪の場合は、条件に合う優良業者から契約を断れることもあります。
求める要件をあらかじめ決めておき、条件の変更は多くても1回に留めましょう。
10.値引き交渉を無理にしてはいけない
「A社は80万円でしたが、Bさんではいくらでできますか?」などのように、明かした他社の金額よりも安くしたり、無理な値引き交渉をしたりすると塗装の失敗を招きます。
無理な値引きの結果、本来必要だったはずの工程を省かれてすぐに剥がれる塗装となることや、塗装業者側が責任を負ってくれないこともあります。
STEP3 見積もり後、業者を選ぶときにしてはいけないこと
11 安いかどうかを業者決定の決め手にしない
12 見積もりは金額の比較だけをするものではない
13 キャンペーンや大幅な値引きに騙されてはいけない
14 「金額の根拠「調査報告書」を提出しない業者は要注意
15 内容がわかりにくい見積もりを出す業者とは契約してはいけない
16 職人や担当者は業者の顔!マナーが悪い業者と契約してはいけない
17 やたらと契約を急ぎ、考える時間を与えてくれない業者には要注意
18 自社以外に塗装工事をさせようとする業者とは契約してはいけない
19 書類をチェック!クーリングオフの記載はきちんとありますか?
11.安いかどうかを業者決定の決め手にしない
安さには、塗装という「大きな買い物を少しでも安く済ませたい」という心理につけ込んだ落とし穴があるかもしれません。モノやサービスには、必ず価格の根拠があります。価格が安い理由をきちんと説明できない業者は
- 必要なはずの補修や塗装がされない箇所がある
- 塗装に必要な工程が抜けている
- 塗料が使い回されている、目的に合わない塗料を使っている
というように、マイナスの理由があるはずです。工事の内容をよく見ずに、金額の安さだけで業者を選ぶのは危険。ですから、安い理由を説明できない業者と契約してはいけません。
12.見積もりは金額の比較だけをするものではない
複数の業者に見積もりを依頼した場合、金額に目が行きがちです。ですが、見積もりは金額だけでなくきちんと見るべき項目があります。
- 「一式」などの表記で詳細な金額が隠されていないか
- 塗料などがどこにどれだけの面積使われるという説明が書いてあるか
- 見積もりに根拠を説明してくれているか
見積もり金額は、事前の調査による根拠があって出された金額になっているはずです。金額の根拠があいまいだったり、「どこ」に「何」が「どう」使われるかの説明がなかったりする業者とは契約してはいけません。
13.キャンペーンや大幅な値引きに騙されてはいけない
価格は塗装業者選びの要素でもありますが、その値引きやキャンペーンには根拠がありますか?
次のような文句が合ったら注意が必要です。
- 「この地域限定」「特別価格」など特別感を出している
- 考える暇を与えずに契約を迫ってくる
- 大幅な(10万円を超える)値引き
- 相場より高い価格から一気に金額を落として金額を提示してくる
- キャンペーンや割引で安くなる理由の説明がない
中には大幅な値引きやキャンペーンでお客様の気を引こうとする業者がいるため、屋根・外壁塗装の業界は、金額がわかりにくいといわれています。価格の安さだけではなく、工事の内容などもしっかり見て業者を総合的に判断しましょう
14.金額の根拠「調査報告書」を提出しない業者は要注意
塗装工事の見積もり費用の根拠は、次のことが書かれた調査報告書をもとに詳しい金額を算出します。
- 建物の劣化場所の確認と、劣化具合
- どこに、どんなメンテナンスが必要か
きちんと調査をしていれば、写真や説明つきで作られることも多くあります。ですから、調査報告書を出してこない業者の見積もりは信用できません
15.内容がわかりにくい見積もりを出す業者とは契約してはいけない
どんなものにどれくらいの費用がかかっているのかは、きちんと調査をしていれば見積もりに根拠が書かれているはずです。
- 工事内容に「一式」と書かれていて詳細がわからない
- 塗装面積がきちんと測られていない
- 使う塗料、工程が書かれていない
このような特徴を備えた見積もりのことを「不鮮明な」見積もりといい、注意が必要です。
また、見積もりを持参して金額の説明をしてくれる業者なら、安心感がありますね。遠方で伺えない場合もあると思いますが、郵送して価格の確認だけを促す業者は注意が必要です。大きな買い物である塗装は、信頼感を抱ける業者に任せましょう。
16.職人や担当者は業者の顔!マナーが悪い業者と契約してはいけない
人を見た目で判断してはいけない、といいますが、良識的な業者であればきちんと職人の教育がされて、見た目や話し方、マナーも徹底されています。
塗装業者は全国に数十万件、あなたの地域だけでも数十社存在しています。良い業者と悪い業者を見分けるには、人柄も基準にすると良いでしょう。
株式会社ファミリー工房は職人も自社で雇用し、お客様にワクワク、ドキドキを提供するためにマナーの部分も徹底しています。
17.やたらと契約を急ぎ、考える時間を与えてくれない業者には要注意
利益だけを考えている悪い業者は、あなたの不安に漬け込んだり時間を与えなかったりしてきます。例えば、
- 考える暇を与えてくれない
- 不必要に危機感を煽ってくる
- 期間限定のキャンペーンなどで契約を急かしてくる
塗装工事は大きな買い物ですから、こうした営業手法をとる業者は避けるべきでしょう。
18.自社以外に塗装工事をさせようとする業者とは契約してはいけない
実際は下請け・孫請けに塗装を依頼しておきながら、「自社施工」を掲げているケースもあります。
- 営業手法が訪問販売
- やたらと工事費用が高い
- ホームページや営業所がとにかく派手、営業の身なりがブランド物に包まれている
- やって来た職人のスタッフ紹介がホームページにない
こうした業者には注意が必要です。雑な塗装、責任感の欠如や職人の教育がされていないなど、お客様に不都合が生じてしまいます
19.書類をチェック!クーリングオフの記載はきちんとありますか?
クーリングオフの内容が入った書面があれば、「クーリングオフについて記載された書面を受け取った日から8日以内」なら契約を解除することができます。契約時には、この書面が必ず渡されます。
ですが、悪質な業者はそもそもこの書面を渡していかったり、さらには「途中解約は○○円の違約金が発生」など、違約金で儲けようとしたりします。※中には優良企業でも、絶対の自信があってクーリングオフの書面を用意していない業者もあります。
最後に
ここまでお読みいただきありがとうございます。屋根・外壁塗装をする前に注意したいことについてまとめてきましたが、もっと知りたいことやご不明な点はファミリー工房の営業担当が無料でご相談承っております。お気軽にご連絡ください。