0120-643-201 10:00~18:00 [定休日] 日・月
通話料無料
無料おうち診断

足立区・葛飾区・江戸川区・江東区・台東区・墨田区・荒川区・文京区・北区・板橋区・豊島区・練馬区での屋根/外壁リフォーム/屋上防水工事

MENU
ファミリースクール

タイミングを逃しているかも?外壁塗装に適した時期・季節の見極め

タイミングを逃しているかも?外壁塗装に適した時期・季節の見極め

外壁塗装には、最適な時期や季節があることを知っていますか?時期を誤ると、失敗して高額なリフォーム費用がかかることも。最適なタイミングを見極めて、外壁塗装を成功に導く情報についてまとめました。

外壁塗装の工事には、適した時期や季節があります。一般的に、春(3月・4月・5月)と秋(9月・10月・11月)が良いといわれていますが、家の状態やご自身、ご家族の状況によっても工事を始めるべきタイミングは変わってきます。また、工事には100万円程度の費用がかかり、簡単にやり直すことができないので慎重な判断が必要です。

外壁塗装の時期=「塗装の塗り替えが必要な症状が表れた」

外壁塗装の季節=「塗装作業に適した天候を読む」

この2つを見極めて、正しいタイミングで塗り替え工事のスタート時期を判断しましょう。

目次
  • 外壁塗装工事の時期を見極める4つのポイント
  • 外壁塗装に適した季節を知る
  • 塗装業者が選ぶ外壁塗装に適した季節は春&秋
  • 外壁塗装のメリットを改めて確認
  • 地域特性を熟知した業者探し
  • 最後に…

外壁塗装工事の時期を見極める4つのポイント

外壁塗装を失敗しないためには、時期を選ぶことがとても大切です。

ここでは、外壁塗装工事の実施時期を見極める4つのポイントを紹介します。

ポイント1:外壁面に劣化症状が出ている

工事の時期を見極めるには、劣化の状態を確認することが重要なポイントになります。

薄く塗り重ねて厚さ数mmに仕上げた外壁塗装は、紫外線や雨風にさらされているうちに、塗装の膜が少しずつ削れていきます。外壁面にどのような症状が表れたら塗り替えが必要な時期と判断できるかセルフチェックをしてみましょう。

劣化の症状 塗装時期 詳細
外壁面
変色※ ツヤが無い まだ大丈夫 塗料の耐久性が低下してきた状態です。今すぐ何かをしないといけないわけではありませんが、ヒビ割れなどの不具合が発生したら専門家に診断をしてもらいましょう。※初期の施工不良・効果が短い塗料を使っていた場合など、劣化が始まることがあります。
汚れ 経過観察 外壁面の細かい凸凹に、雨水や砂埃が溜まって汚れてきた状態です。そのままにしておくとカビ・コケ・藻などが生えやすくなり塗装の耐久期限を早めてしまうため、こまめに洗浄しましょう。※ 一般で売られているスチーマーなどを使うと、剥がれの原因になるので、塗れ拭きなど刺激が弱い洗浄方法を選択してください。
チョーキング 塗装の時期 塗料の耐久度がなくなり粉状になった状態です。このままでは紫外線・雨水等が防げずヒビ割れなどが起こりやすくなります。次第に雨水が侵入してきて、シロアリ被害などが起こることも。高額リフォームが必要になる可能性もあります。
藻・カビ・コケの繁殖 塗装を検討 外壁塗装の汚れ部分に雨水が溜まり、藻・カビ・コケが繁殖している状態です。そのままにしておくと繁殖範囲が広がり劣化が進みます。ご自身で定期的に外壁を洗浄するか、業者に依頼して洗浄するのがオススメです。
ヒビ割れ 塗装を検討 紫外線・雨風の影響で、塗装の膜が徐々に削られてヒビが入りやすくなっている状態です。ヒビ割れは、ヘアークラックと呼ばれる髪の毛ほどの薄いものから、構造クラックなどの大きなヒビまで様々ですが、大きいものはメンテナンスが必要です。
剥がれ(剥離) 塗装の時期 外壁塗装の効果がすでに切れていて、塗装の剥がれ・めくれが発生している状態です。建物の防水性が無くなっているため、そのまま放置すると建物に重大な劣化を引き起こし、余計なメンテナンス費用がかかる可能性が高くなります。
膨れ 塗装を検討 熱で蒸発した水分が塗装の内側を押し上げてプックリと膨らんでいる状態で、熱を持ちやすい外壁材を使っている場合に起きます。他にも、凸凹した面の塗装時に空気を含んでしまったり、塗装作業前の高圧洗浄や下地処理で旧塗膜をしっかり落としていなかったりすると同様の症状が表れます。いずれも施工不良や手抜きが原因ですが、放置すると大きな剥がれにつながります。
シーリング(外壁材と外壁材の間に注入されているゴム材のこと)
ヒビ割れ 工事を検討 費用を抑えるために耐久性の低いシーリングが使われることがあります。シーリングが劣化してヒビ割れなどが起きると雨水が侵入し、外壁材自体の腐食だけでなくシロアリを呼び寄せることにも。シーリング材の奥の金属板などが見えている場合は、早めに工事をしてもらいましょう。※ シーリングは、常に振動や衝撃を受けているので、塗装に比べて劣化も早いです。
剥がれ 工事を検討 シーリングは外壁材と外壁材の間にある目地(めじ)と呼ばれる部分に注入しますが、剥がれが起きるとシーリングと目地部分の密着度が失われます。目地の間から雨水が侵入し、外壁材だけでなく建物内部にも影響を及ぼします。

外壁塗装は、見た目をキレイにするだけが目的ではありません。建物の防水性・耐久性を高め機能性を保つことも重要になります。

例えば、木造一戸建て住宅であれば、塗装が剥がれて雨水の侵入を許すと、建物内部の腐食が始まり、シロアリを呼び寄せて建物の骨組みまでボロボロにしてしまうことがあります。

このように様々な被害が重なると、外壁塗装工事だけでは収まらず、リフォーム代に1000万円以上の費用がかかる事態に陥ることもあるのです。

劣化状態を把握し、外壁塗装の時期がきているかどうか、しっかりと確認しましょう。

部位や素材の違いで変わる塗り替え年数の目安

同じ建物でも、部位や使っている素材で目安となる塗り替え年数は異なります。また、南側と北側、風通しのよさなど、建物の立地環境によっても変わってきます。

外壁吹き付け6~10年
外壁サイディング10年
外壁ALC10年
屋根カラートタン5~8年
屋根スレート(コロニアル)10年
木部3年
鉄部3年

ポイント2:築年数が10年以上経過している建物

外壁塗装の塗り替え時期は、塗料の種類と建物の築年数が関係します。

例えば、近年主流のシリコン系塗料を使って新築の外壁塗装をした場合、耐用年数は約10年前後といわれているため、築10年前後が塗り替えの目安となります。

塗料の種類は大きく7つに分けられ、それぞれの特性で耐用年数が変わってきます。

  • 目安:2~3年  アクリル系塗料

・目安:5~7年  ウレタン系塗料

  • 目安:7~12年 シリコン系塗料
  • 目安:8~13年 ラジカル系塗料
  • 目安:10~15年 フッ素系塗料
  • 目安:15~20年 無機系塗料
  • 目安:15~20年 遮熱系塗料
築0年 築5年 築10年 築15年 築20年 築25年
アクリル×3 アクリル×3 アクリル×3 アクリル×3 アクリル
ウレタン ウレタン ウレタン ウレタン ウレタン
シリコン シリコン
フッ素
築30年 築35年 築40年 築45年 築50年 合計回数
アクリル×2 アクリル×3 アクリル×3 15回
ウレタン ウレタン ウレタン ウレタン ウレタン 10回
シリコン シリコン 4回
フッ素 フッ素 3回

※ 上記は一般的な塗り替え目安となっています。お家の状況によっては塗装の時期は変わってきます。

マイホーム建築には大きなお金がかかるため、外壁塗装の費用を削ってコストを抑えることがよくあります。アクリル系やウレタン系など安い塗料を使えば簡単に費用削減ができるからです。ただし、長期的にはメンテナンス回数が増えて費用が大きくなることも知っておきましょう。

ポイント3:ライフステージの変化

外壁塗装の時期を見極めるには、ご家族のライフステージの変化も大切な情報になります。

お子様の入園や進学など、まとまったお金が必要なタイミングと同時期に外壁塗装の費用が重なると負担は大きくなります。

  • 結婚
  • 出産
  • 引っ越し
  • 住宅の購入
  • お子様の学校入学
  • 車の購入
  • 親御さんとの同居
  • 内装リフォーム
  • セカンドライフ
  • 終活

下の表は、お子様の成長と築年数をベースに外壁塗装サイクルをシミュレーション表です。

お子様が1人いる場合のシミュレーション

築年数 築0年 築5年 築10年 築15年
ライフステージ 新築購入 ご出産 幼稚園 小学校
ライフステージ 2,000~4,000万 30~60万 20~50万 30~150万
外壁 塗装
外壁 60~120万
築年数 築20年 築25年 築30年 築35年
ライフステージ 中学校 高等学校
ライフステージ 50~130万 40~100万
外壁 塗装 塗装
外壁 60~120万 60~120万

※ 幼稚園~高等学校までの費用は学習費を入れています。

家族の長期的な支出計画のなかに、外壁塗装費用を盛り込むことをオススメします。耐用年数が過ぎたからと焦って安い業者に依頼したら悪徳業者だった、ということもあるので注意しましょう。

ポイント4:外壁塗装業者の繁忙期を外す

今までの経験で春から夏にかけて行動を起こすお客様が多いことが分かっています。

ですので独自ではありますが外壁塗装業者の繁忙期は以下のような形になっております。

  • お客様側の行動開始時期は春~夏前
  • 工事が行われている時期は春&秋
  • 一番多く工事を行っている時期は秋

春と秋が工事に適した時期であることがわかりました。ただし、塗装業者の繁忙期に、問合せや相談を持ち掛けると忙しさから対応が雑になることも。そのため、比較的余裕のある冬や夏に行動を起こすことをオススメします。

外壁塗装に適した季節を知る

外壁塗装の作業工程には、注意しなければならない2つのポイントがあります。

  • 外壁塗装に不向きな季節がある
  • 外壁塗装に適さない気温や湿度がある

外壁塗装は、気温や湿度、雨、風、日差しなど天候に左右される作業工程がほとんどです。

そのため、工事を行う季節を誤ると失敗する可能性も出てきます。

外壁塗装に適さない季節

季節と月ごとのメリット・デメリットを比較してみましょう。

季節 時期 メリット デメリット
3月 ・気温が安定
・湿度が安定
・花粉で作業者の集中を乱す
4月 ・気温が安定
・湿度が安定
・花粉で作業者の集中を乱す
5月 ・気温が安定
・湿度が安定
・花粉で作業者の集中を乱す
夏(梅雨) 6月 ・気温が上がり塗料が乾燥しやすい ・雨が多く作業が中断しやすい
・雨で塗装がしにくい
・需要が高まり業者が忙しい
夏(梅雨) 7月 ・気温が上がり塗料が乾燥しやすい ・雨が多く作業が中断しやすい
・雨で塗装がしにくい
・需要が高まり業者が忙しい
夏(台風) 8月 ・工事の需要が極端に減るため、人気店を選びやすい
・気温が高く塗料が乾燥しやすい
・雨が多く作業が中断しやすい
・雨で塗装がしにくい
・需要が高まり業者が忙しい
秋(台風) 9月 ・気候が安定し塗装がしやすい ・台風でスケジュールがずれる
・台風で塗装が剥がれる
・台風で足場が崩れる
10月 ・気候が安定し塗装がしやすい
・気温が安定し作業がしやすい
・特になし
11月 ・気候が安定し塗装がしやすい
・気温が安定し作業がしやすい
・特になし
12月 ・雨が少なく作業がしやすい ・需要が高まり業者が忙しい
1月 ・工事が少ないため、人気店を選びやすい ・雪で作業が中断することがある
・寒さで作業効率が悪い
2月 ・工事が少ないため、人気店を選びやすい ・雪で作業が中断することがある
・寒さで作業効率が悪い

外壁塗装工事に雨期が適さない理由

外壁塗装では、塗布後にしっかりと乾燥させ、塗料の膜(塗料が乾いてできる薄い膜)を作る必要があります。ところが、乾く前の塗料に雨水が付着すると以下のようなことが起きるので注意が必要です。

  • 乾燥しきってない部分が流れてしまう
  • 水分がついた分、乾燥時間が長くなってしまう
  • 乾燥が不十分なまま重ね塗りしても、すぐに剥がれてしまう

雨期の塗装は避けた方が良いといわれていますが、梅雨から夏場は塗料の乾燥が早いというメリットもあります。天候を読み、雨に注意して作業を進めるならば雨期でも塗装工事を行うことは可能です。

雨が降っても作業続行!悪徳業者に注意

雨で作業が中断されると工事日程が遅延することもあります。利益を優先し、雨でも作業を続行する、という悪質な業者もいるので注意しましょう。

都道府県別の雨量

地域 年間降水量 年間降水量ランキング
高知県 3.659mm 1位
鹿児島県 2.834mm 2位
宮崎県 2.732mm 3位
石川県 2.635mm 4位
沖縄県 2.585mm 5位
全国平均 1.757mm
※【出典】都道府県格付研究所:年間降水量 2014年版

外壁塗装に適さない気温や湿度

塗装に適さない気温と湿度
気温 気温が5度以下の時
湿度 湿度が85%以上の時

外壁塗装用の塗料は、気温と湿度が一定の条件を満たさなければ、塗装ができません。

もし条件に合わない環境で塗装を行えば、すぐに剥がれてしまうなどのトラブルを引き起こします。乾燥時間を待たず、無理やり工事を進めて早く終わらせようとする悪徳業者には注意が必要です。

気温・湿度の条件を守らなければ、耐用年数まで持たない?

10年前後の耐用年数があるシリコン系塗料を使っても、塗装条件の気温や湿度を守らなければ、2~3年で剥がれてしまうことがあります。設定された条件に従って、正しく作業を勧めてくれる優良店を選びましょう。

<最適な季節に工事をした成功事例>

お客様名 金額 施工内容
1,112,400円 外壁・屋根塗装
960,000円 外壁・屋根塗装
756,000円 外壁塗装・雨漏り修理・カーポート修理
1,200,000円 外壁・屋根・付帯部
870,000円 外壁塗装

塗装職人が選ぶ外壁塗装に適した季節は春&秋

当社の職人に行ったアンケートを分析すると、やはり春と秋は作業がしやすいという回答が多いです。

季節 回答数 割合
30回答 25.90%
2回答 1.70%
29回答 25.00%
0回答 0.00%
いつでも 55回答 47.40%
合計 116回答 100%

ただし、雨や雪、強風などの自然環境下でも、対策をしっかりしているプロの業者は問題なく工事を行えます。そのため、「いつでも大丈夫」と多くの職人が回答しています。

外壁塗装のメリットを改めて確認

そもそも外壁塗装は、どのようなメリットがあるのか改めて確認しましょう。

外壁塗装のメリット
外壁を補強し、建物の劣化を防ぐ 外壁は、自然環境によるダメージを受け、常に大きな負担がかかっています。劣化が進むと塗り替えだけでは対応できず、建物のリフォームに及ぶことがあります。
雨漏りなどの水の浸入を防ぐ 今は問題がなくても、ヒビ割れが進めばいつ雨が侵入してくるかはわかりません。雨漏りする前にメンテナンスが必要です。
家を長持ちさせる 築10年を目安に外壁を塗り替えれば、建物全体が約3倍長持ちするといわれています。
トータルの補修費用を抑えられる 劣化が進んでから補修や塗り替えをすると費用が膨らみます。定期的なメンテナンスで、トータルコストを抑えることができます。

地域特性を熟知した業者探し

外壁塗装に失敗しないためには、どちらの業者を選べばよいでしょうか?

・季節の知識はあるけれど、地域情報を知らない業者
・季節の知識は少ないけれど地域情報を熟知している業者

「地域情報を熟知している業者」が正解です。一般的な季節の情報も当然重要ですが、地域特有の環境条件や立地などの特徴を知らなければ、間違ったやり方で塗装をしてしまうこともあるのです。

最後に・・・

外壁塗装に適した時期や季節に関する情報をまとめてきました。具体的に知りたいことや疑問・質問などありましたら、お気軽にご相談ください。

一覧へ戻る