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30坪の家で行う外壁塗装工事|塗料の特徴と費用相場を解説

外壁の塗装工事を考えたとき、心配になるのは「費用」ですよね。

塗装料金は、家の大きさや塗料の種類によって変わってきますが、30坪の家で外壁塗装工事をする場合の費用相場は、約35〜80万円です。

今回は、塗料の特徴や費用の内訳などを解説していきますので、本記事を参考に、どの塗料を選ぶか考えてみてください。

塗料の種類と特徴

外壁塗装用の塗料には多くの種類があり、ただ外観をきれいに塗るだけでなく、遮熱や防汚、耐久性の向上など、塗料によってさまざまな効果もあります。

それらの効果は、それぞれの塗料が持つ特徴によって変わるので、お住まいの地域の環境や既存の外壁に感じている悩みから選ぶことが大切です。

ここでは、「シリコン塗装」「ラジカル制御型塗料」「無機塗装」の種類と特徴を詳しく説明していきますので、どの塗料がご自宅に合うか考えてみてください。

シリコン塗装

シリコン塗料は、外壁塗料の中で最もポピュラーな塗料です。

塗料の指定なく業者に外壁塗装工事の見積りを依頼したときには、シリコン塗料で見積もりされることがほとんど。

価格・耐久性・耐用年数のバランスが良く、コストパフォーマンスに優れていることが人気の理由です。

また、シリコン樹脂は、塗膜(塗装後にできる塗料の膜)が硬く、最大の劣化原因となる紫外線にも強いという特徴があります。汚れにくく、撥水性や防汚性にも優れているため、カビや苔対策にもうってつけ。

内部結露を防ぐ効果もあるので、結露でお悩みの方におすすめの塗料です。
どの壁材とも相性が良く、日本の風土にも合っているので、迷ったときにはシリコン塗料を選べば安心です。

ラジカル制御型塗料

ラジカル制御型塗料は、2012年に発売された比較的新しい塗料です。

「酸化チタン」と「光安定剤(HALS)」が塗料に混ぜられており、ラジカルによる劣化を防ぐ効果が期待できます。

「ラジカル」とは、塗料の樹脂や顔料を破壊し、塗膜を劣化させる劣化の原因にもなるエネルギーのこと。チョーキング現象(壁に触ると白い粉が付く症状)もラジカルによる塗膜の劣化で発生します。

ラジカル制御型塗料は、発生したラジカルを閉じ込める効果があるため、劣化防止に高い効果が期待できるのです。

しかし、前述したとおりまだ新しい製品なので、取り扱っている業者があまり多くありません。全ての業者が対応できるわけではない点に、注意が必要です。

なお、ファミリペインではラジカル制御型塗料も対応可能ですので、安心してご依頼ください。

無機塗装

無機塗料は、主成分がガラスや鉱物、レンガなどの無機物を主成分とする塗料です。

アクリルやシリコン、フッ素などの樹脂成分がほぼ含まれておらず、高性能であることから「無機有機ハイブリッド塗料」「無機ハイブリッド塗料」と呼ばれることもあります。

他の塗料と比べて高い耐久性があり、不燃性や耐候性も兼ね備えているため、火災対策としても有効。雨や湿気、紫外線にも強いので、どのような地域にも適しています。

一方で、無機塗料は塗膜が硬く、ひび割れをしやすいというデメリットが挙げられます。
そして高性能な分、他の塗料と比べて高価です。

扱いも難しいので、職人の技術力によっては期待通りの効果が発揮できず、すぐに劣化してしまうこともあります。

外壁塗装工事の費用の内訳

塗装は決して安い金額ではできません。
「どうしてそんなに高いのか」「何に費用がかかっているのか」と疑問に思う方も多いはず。

外壁塗装工事費用の内訳は、主に次の4つに分けられます。

・材料費
・足場代
・人件費
・諸費用

ここでは、塗装工事の「何に」「どのくらいの費用がかかるのか」、費用に関する知識を蓄えていきましょう。

材料費

材料費には塗料のほかに、外壁塗装で使われる養生シートや飛散防止ネット、コーキングの打ち替えなどが含まれます。

外壁に張る板状の外壁材「サイディングボード」も張り替えが必要になった場合は、追加で材料費が必要です。

塗装工事における材料費は、外壁塗装で使う材料の全てだと考えてください。

足場代

建物の全体を囲むように設置する支柱を「足場」といい、足場代は、塗装するにあたって必要不可欠な料金です。

足場をきちんと組み立てたうえで作業しなければ、安定した状態で作業ができず、塗装のクオリティはもちろん、職人の安全を確保することもできません。

「足場代無料」のチラシを見かけたことがある方もいらっしゃるかもしれませんが、足場代は塗装工事の15~20%と、大きな割合を占めています。

さらに足場組みは国家資格が必要な作業で、無料にするというのはなかなか考えにくいため、他項目で費用の上乗せをしているかもしれません。

質の高い仕事をするために、足場代は必須項目であることを覚えておきましょう。

人件費

人件費は文字通り、作業してくれる塗装職人に対して発生する費用です。

外壁塗装をする人たちに支払う「給与」のようなもので、工事に関わる人数と日数によって算出されます。塗装工事費用で人件費が占める割合は20〜30%と、足場代よりもやや高めです。

塗装工事の人件費は、一般的には1日2万円~2.5万円で計算することが多いですが、もちろん、経験の差によって費用は異なります。

ベテランであれば通常より費用が高くなりますが、手早く丁寧に塗装してもらえるので安心して依頼できます。

諸費用

諸費用とは、材料費、足場代、人件費以外にかかる外壁塗装の費用です。

塗装業者が現場まで移動するための移動費や現場に車を置く駐車代、保険費、手続きに関する事務手数料、印紙代など、さまざまな経費が含まれます。

また、アフターフォローや保証代などの管理費も諸費用の一つです。

諸費用は人件費と同様に全体の20〜30%占めます。諸費用が極端に安い場合は、保証がついていないことや、施工管理がずさんな場合もあるので要注意。

内訳の確認をするときには、どのような費用が含まれているかをしっかりとチェックしましょう。

30坪の家で塗装工事をするときの費用相場

30坪の家で塗装工事をするときの費用相場は約80〜120万円です。
価格幅が大きいのは、選ぶ塗料によって材料費が左右するからです。

塗料別の費用相場をみてみましょう。

耐用年数単価(1㎡あたり)相場(30坪)
シリコン塗装10〜15年約2,500〜3,000円約350,000円
ラジカル制御型塗装13〜15年約2,500〜4,000円約440,000円
無機塗装16〜20年約4,000〜5,500円約800,000円

このように、1m²あたりの単価で比較してみると、塗料によって価格に大きな差があることがわかります。

「できるだけ安い塗料で」と考える方も多いですが、塗料を選ぶときには初期費用だけではなく、耐用年数やメンテナンスも考えておかなければなりません。

初期費用を抑えられても、メンテナンス費用がかかれば結果的にかかる費用が高額になることもあります。

先ほど紹介した特徴を参考にして、ご自宅の壁に合う塗料を選びましょう。

なお、今回は坪数をもとに費用相場を紹介しましたが、塗装工事にかかる費用は坪数だけではなく、階数の違いでも変わります。

同じ30坪であっても、2階建てと3階建てでは費用相場が変わるので、詳しい金額を知りたい方は、リフォーム会社に相談してみてください。

まとめ

外壁塗装をするにあたって、知っておくべき塗料の種類や費用相場について解説しました。
「なぜ外壁を塗るだけでこんなに高額になるのか」という疑問が解決したはずです。

それと同時に、材料費・人件費・諸費用のどれもが大切な費用であることも、おわかりいただけたのではないでしょうか。

塗装工事業者のなかには激安を売りにしている会社もありますが、費用だけに着目せず、工事の内訳にも目を向けてみてください。

ファミリペイントでは、自社職人が実直で丁寧に外壁塗装工事をします。
費用面のご相談も承りますので、まずは問い合わせフォームからご連絡ください。

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