雨漏り修理は早期対応がカギ!原因と修理方法、信頼できる業者の選び方
雨漏りと言えば、天井から水がポタポタ落ちてくる…というイメージをお持ちではないでしょうか?じつは、天井から雨水が滴るような状態になっている場合、屋根や天井以外の部分にも取返のつかない大ダメージが発生しています。
この記事では、「あの時すぐに行動していれば!」という多くの方の声を受けて、初期の雨漏りサインや雨漏りの原因など知っておくべきことをお届します。 雨漏りサインを見逃さないためにできること、修理の種類やタイミング、費用がどのくらいかかるか、どういう業者が信頼に足るか、選定のコツなどをご紹介していきます。
雨漏りの修理は早めの対応が鍵
雨が降った後、天井にシミがあるな、サッシ周りがぬれているな、と感じたら、それは雨漏りのはじまりです。
目に見える形で雨漏りの兆候があった時は、すでにその建物は「劣化」が進行していると思って間違いありません。
劣化箇所の補修で済むのか、修理交換となるのか、大がかりな工事となるのか、状態によって大きく費用も変わってきます。そのためにも、雨漏りを発見した場合、いち早く対応することがとても重要になってくることを知っておきましょう。
これって雨漏り?見逃せない雨漏りのサイン
修理などの費用に関わることはもちろんですが、快適な生活を送る上でもささいな雨漏りサインをキャッチすることができれば、被害を最小限に抑えることができます。
いち早く雨漏りに対応するためにも「雨漏りサイン」を確認していきましょう。
壁や天井のシミや変色
「あそこだけ色が変わってる」「にじんだ黒い輪がある」というのは顕著な雨漏りサインです。上部にあるので、見上げないとわかりづらいので要注意です。
畳やフローリングの湿りや変形
畳やフローリングの一部が変色している、浮き上がっているなどは、その部分が長期に渡って湿っていたことを示しています。
不快な臭いの発生
エアコンを使用しているわけでもないのに「カビ臭い」と感じた場合、雨漏りサインのひとつかもしれません。壁紙の裏が湿気てカビが発生している可能性があります。
壁や天井からの水滴
雨漏りでにじんだ水が室内に滴ってきます。「どうしてここがぬれているの?」と気づいた時は天井や壁をよく見てみましょう。
窓やドアの隙間からの風や水の侵入
閉じているはずの窓やドアから、風とともに想定以上の水が入ってくるのは雨漏りが進行しているサインです。台風の時は特に注意が必要です。
外壁のひび割れや劣化
日常的に雨漏りの被害を感じていなくとも、建物は雨風、日差しなどの影響を受けています。室内を守る外壁の目に見える劣化は雨漏りの危険性があります。
雨漏りの主な原因と修理方法、費用相場
「屋根」「壁」「雨どい」「窓サッシ」の劣化・故障が雨漏りの主な原因箇所です。
これらは屋外との境の役目をしてくれているので、どれも室内を快適に守るために重要な箇所です。必ず起こる、経年劣化部分を随時補修修理していく必要に迫られます。かかるべき費用を必要最低限にするためにも、「原因方法相場」を知っておきましょう。
屋根材の劣化や破損
建物を守っている一番大きな存在であり、最も雨漏りの原因になりやすいのが屋根です。屋根材板金防水シートの三層で屋根はできており、屋根材は一番外側にあります。
屋根材に使われている資材に大きく影響を与えるのは「紫外線湿気風」で、屋根材の隙間や釘などが変形浮き上がり、破損します。
屋根材の種類 | 修理方法 | 費用 |
トタン | トタン塗装の剥離によるサビ穴の補修、葺き替え | 20万円から200万円 |
瓦 | 漆喰の剥がれ、瓦のずれの補修、葺き替え | 40万円から120万円 |
金属 | サビや穴の補修、ルーフィング材や下地の交換 | 50万円から80万円 |
スレート | 寿命が短く部分補修ができないので全面葺き替えが必要 | 20万円から30万円 |
雨樋の詰まりや破損
屋根や壁に雨水がとどまらないようにする雨樋ですが、雨樋自体に劣化破損がでると排水がうまくいかずに雨漏りの原因です。
雨樋の補修や交換を行う必要があり、修理費用は1万円から10万円が相場となっていますが、雨樋の範囲によって変動をします。
壁のひび割れや劣化
屋根と同様に室内を守ってくれている外壁は、ひび割れや劣化したコーキングから雨漏りを起こします。外壁は10年を経過すると防水性が劣化するため調査が必要です。
補修部分 | 特徴 | 費用 |
通常補修 | ひび割れやコーキングの部分補修 | 5万円から15万円 |
打ち替え | コーキング自体の打ち替え | 10万円から30万円 |
塗り替え | 外壁の全面塗り替え(足場を含む) | 50万円から200万円 |
張り替え | サイディングの張り替え、重ね張り | 120万円から300万円 |
窓やサッシの隙間
ほとんどがコーキングの劣化により窓枠とサッシに隙間ができていることが原因です。サッシそのものも老朽化しているか確認する必要があります。
コーキングであれば3万円から25万円、サッシ全体の取り換えは3万円から50万円の費用が相場となっています。
雨漏り修理の信頼できる業者の選び方
雨漏り修理において費用は最も気にかかる部分で、選択の重要な要素であることは間違いありません。安くない費用をかけるのであれば、できるだけ長持ちする修理をしてくれる、信頼できる業者にお願いしたいと思うのは当然のことです。どのように信頼に値する業者を選んだらいいか、ポイントをまとめました。
口コミや評価をチェック
業者選びの第一歩は、ホームページの確認でしょう。その中でも実際に依頼した結果である、「お客様の感想」をチェックしてください。手書きのアンケート結果なども要チェックです。
また、検索サイトなどから「口コミ」をチェックするのも忘れないでください。きちんとした業者であれば、感想や口コミを掲載しているはずです。
業者の過去の実績や経験を確認
雨漏りの原因は表面を見ただけでは難しいと言われています。また、原因が特定できていないまま補修をした場合、雨漏りが再発する可能性も高くなります。
しっかりと原因を特定するには実績や経験の裏打ちがあるからこそです。その上で最適な雨漏り対策を提案してもらえることでしょう。
アフターフォローや保証制度の有無
実績、経験ともに豊富な業者であったとしても、1件1件雨漏り修理のケースは変わってきます。きちんとしたアフターフォローが無料保証としてついているかどうか、施工後もしっかりと対応してもらえるかどうかを確認しておくことは大切なことです。
料金体系の透明性
「なぜその料金になるのか」しっかりと提示してもらえることは、依頼をする側にとって安心の根拠になります。修繕が必要な箇所の写真や動画を撮影し、見積り内容に納得性をもてるように対応している業者も多いです。
対応の迅速さ
雨漏りは「今すぐ」対応してもらう必要があるものです。そのためにも地域に根付いた密着型の業者の方がすぐに駆け付けてくれるでしょう。
複数の業者から見積もりを取得
この費用が適正かどうか、この修繕が必要かどうか、1社からだけの見積りでは判断できません。少なくとも3社から見積りを取得することをおすすめします。比較検討することによって、本当に適正で必要なものに費用をかけることができます。
まとめ
雨漏りの原因はひとつではなく、そのため修理方法・費用も幅があるのはおわかりいただけたと思います。 だからこそ、業者選びが何よりも重要になります。
ファミリーグループでは、豊富な修理実績からあなたの家の雨漏りの原因を特定し、適正価格の見積りを提案いたします。また、自社施工のためヒアリングから実際に工事に取り掛かるまでもスピーディーな対応が可能です。
もうすでに雨漏りをしている、雨漏りのサインが見つかったという場合は、今すぐ、ファミリーグループまでご相談ください。