太陽光パネル設置後に屋根塗装をするとどうなる?
太陽光パネルと屋根塗装を行う場合、太陽光パネルを設置した後に屋根塗装を行うという方法もあります。
後から屋根塗装をする場合は太陽光パネルの部分を避けて塗装することになりますが、塗装面積が少なくなる分全面塗装より安価で抑えられるメリットがあります。
しかし、後から屋根塗装を行う際には、以下のような問題が発生します。
・パネルの一時的な取り外しにコストがかかる 屋根全体を塗装するためには、太陽光パネルを一時的に取り外す必要があります。この取り外しと再設置には追加のコストと手間がかかります。 ・塗装費用の増加 太陽光パネルの下部や周辺の塗装作業が難しくなるため、施工時間が長くなり、費用が増加する可能性があります。 ・パネルの脱着を行った場合保証が失効してしまう場合あり 太陽光パネルを取り外して屋根塗装を行いたい場合、パネルを取り外した時点でメーカー保証(施工保証など)が切れてしまう可能性があります。 |
※すでに太陽光パネルを設置されているご家庭も同様の問題が生じる可能性があります。
理由があって後から屋根塗装を行う場合は、取り外しと再設置にかかるコストや手間を考慮し、信頼できる業者に依頼することが重要です。
屋根塗装後に太陽光パネルを設置する場合に重要なポイント
屋根塗装と太陽光パネルの設置を順番に実施する利点についてお話ししてきましたが、安全性と効率性を確保するには以下の点を押さえておきましょう。
適切な業者を選ぶ
太陽光パネルの設置や屋根塗装作業中の安全性を確保するには、専門の業者による適切な施工、および現場の安全対策が必要です。
必ず太陽光パネルの設置と屋根塗装の両方の実績を持つ業者を選定するとともに、料金や工期、施工スケジュールや設置方法などを説明してもらい、信頼できるかどうかを判断しましょう。
効率的な作業スケジュールを意識する
太陽光パネルと屋根塗装を同時施工(または間を空けずに施工)する場合、効率的な作業計画を立てることでスムーズに作業を進められます。
工期が短くなれば、コスト面はもちろん生活への影響も最小限に抑えられるでしょう。
耐用年数の長い塗料を選ぶ
屋根塗装を行う際には、耐用年数が長い塗料を選ぶことも重要。たとえばフッ素塗料は耐用年数が15〜20年程度、無機塗料は20年以上長持ちするともいわれています。
もちろん、日照条件などの条件次第では上記の年数よりも早く不具合(割れや剥がれなど)が起こる可能性もゼロではありません。また耐用年数の長い塗料は比較的高価です。
とはいえ耐用年数が長くなると塗り直しの頻度が少なくなるメリットがあり、メンテナンスコストも抑えられます。
ご予算次第ではありますが、可能な限り耐用年数の長い塗料を選ぶことで、長期的にみれば得をする可能性が高くなるということをぜひ頭に入れておいてください。
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