東京都世田谷区 U様所有 一棟ビルの屋上・バルコニー防水施工
東京都世田谷区のU様所有の一棟ビルにて、屋上バルコニー防水施工を行いました。インターネットのポータルサイトからのお問い合わせです。
当社以外にも3社より相見積もりを取られていました。金額は全く一緒でしたが、スタッフの熱意や会社としての対応力を評価いただき、今回ご縁を頂きました。
物件データ
施工内容 | マンション室内リフォーム |
施工先住所 | 東京都世田谷区 |
築年数 | 24年 |
建物の種別 | 一棟ビル |
工期 | 30日間 |
費用 | 175万円 |
施工前の状態
こちらの建物の屋上、ベランダ部分が今回の施工場所です。
施工前の屋上の全体写真です。
ベランダ床部分の劣化が見受けられます。建物の一番の大敵は水です。防水が劣化すると水が内部に入り、構造部に悪影響を及ぼす恐れがあります。
屋上床部分の劣化が見受けられます。屋上は紫外線や風雨の影響を受けやすく、劣化がしやすいため定期的なメンテナンスが必要となります。
屋上に溜まった雨水を集水し樋へと流す重要な役割のある「ドレン」のところに、土や枯葉が詰まった状態です。このままにしておきますと、本来樋へ流す雨水が溜まってしまい、クラックなどの部分から防水層の内部へ水が侵入してしまいます。そうなると防水の表面に水膨れが発生したり、最悪な場合は建物内部まで侵入し、建物そのものを痛めてしまう危険性があります。
チョーキング(白化)現象が発生しているのが見受けられます。これは塗膜が劣化し粉状になっている状態です。塗膜は防護層の役割を果たしているので、それが十分に機能していないと、風雨や紫外線の影響により、クラック(ひび割れ)が生じやすくなります。
Before → After
防水膜が取れ、下地がむき出しになっていた屋上が…
施工後はここまでキレイに。まるで鏡のように周辺の風景が映り込むようになりました!
完工後に施主様と2ショット!まるで水面の上に立っているかのようです。
施主様は屋上防水に加え、パラペット上・3Fバルコニーの劣化およびシートの膨れを心配されていました。また直下の部屋が熱を持ち暑くなるため、遮熱性に優れた塗料をご希望でした。
上記のご要望からAGC、通気緩衝AV工法を提案いたしました。通気効果と緩衝効果を併せ持つAVシートの上にウレタン塗膜防水を塗り重ねた、準密着・絶縁式の複合塗膜防水工法です。またウレタン系塗膜防水専用の保護仕上材には「Tサーモ」を採用しました。シートの膨れ防止、遮熱効果を備えています。
施主様には、工事作業状況を丁寧に報告させて頂き、仕上がりにもご満足されていました。思っていたよりもすごくきれいに仕上がり、歩くのがもったいないくらいと驚かれていました。数年後の大規模修繕や、来年には店舗の内装を相談したいと、ありがたいお言葉も頂きました。