お気に入りのカフェスタイルとバリアフリー設計を両立

リノベーションのポイント

きっかけ

体調を崩したお母様との同居を考えて、住み替えを決心したOさん。
若いころに父を亡くし、母一人に育ててもらいました。その母が体調をくずして足を悪くし、車イスを使うようになったので、今までの恩返しの気持ちを込めて、バリアフリーのマンションを購入し、一緒に暮らすことを決めました。


「中古&リノベーション」を検討。

交通の便を考えて駅から近い物件を探しましたが、駅近物件は値段も高く、希望に合う物件がなかなか見つからず、少し焦りを感じていました。そんな私の話を聞いて知人が紹介してくれたのがファミリーグループでした。築古の物件なら予算内で購入でき、それをリノベーションすればバリアフリーと自分の理想のライフスタイルを同時に実現できる空間を生み出せると聞いて、ファミリーグループに一度相談させていただくことにしました。


3Dパースと出会う。

築古のマンションは廊下と部屋の間に段差があり、車イスで移動できる状態ではありませんでした。また古さも目立ち不安だったそう。
そんな中、一級建築士さんが私の希望を聞き取って間取りプランを設計をしてくれたので、安心してお任せできると思いました。家の間取りは図面だけで説明されても分かりにくかったのですが、完成後のイメージがわかる3Dシミュレーションを使って提案してくれて、リノベーション後の暮らしをしっかり頭に描くことができました。
こんなに素敵にできるなら、この家に住みたい！と決心できました。
こだわりのカフェスタイルと、危険な段差を解消したお母様のこれからに寄り添うバリアフリー設計が両立しました。


ユニバーサルデザインのリノベーション

一番のこだわりは広々とした土間を作ったことです。母が車イスを利用するので、家への出入りや室内での移動のしやすさを一番に考えて設計しました。コート掛けなどの収納も充実させているので、ごちゃごちゃしないすっきりした玄関を維持できています。当初キッチンは奥まった部分にあったのですが、部屋全体が見渡せるように部屋の中心に移動させました。このように設計することで非常に開放感のある空間が生まれ、家族が自然に集まるような明るいリビングになっています。また、通路側の部屋にエアコンの室外機を置くスペースがなかったのでどうしようか迷いましたが、スケルトンにした時に内管工事を行ってエアコンを取り付けられるようにしました。家族全員が快適に過ごせる家にしたいと思っていたので、その願いが実現できてとても満足しています。誰でも安心安全に使えるユニバーサルデザインが取り入れられているところも、これから長く暮らしていく上で欠かせないポイントだと思います。


暖かい家

今回のリノベーションでは断熱サッシを使ってもらうことにしました。外と中で温度差が生じないので結露も発生しなくなりましたし、室内の気密性も高くなるので、冷暖房効率が良くなったように思います。母は冬になると体調を崩してしまうことが多かったのですが、部屋の温度差が一定に保たれるので過ごしやすいようで、体調不良に悩まされることがなくなったと喜んでいます。そもそも母のことを考えたリノベーションだったので、母の笑顔が見られるのが何よりも嬉しいです。節電、光熱費節約に繋がっているのもありがたいです。

お客様の声

ファミリー工房さんが本当に親身になってこちらの希望に耳を傾けてくれたので、このように満足のいく家を完成させることができました。自社職人さんが直接工事してくださったり、メーカー製品を格安で提供してくださったり、予算の面でも色々サポートしてくださったことに心から感謝しています。
介護保険などの補助金活用のアドバイスと合わせ、大変ご満足しております。

担当スタッフより一言

バリアフリーの広々とした空間をベースにして、介護事業から得られたアイデアとお客様の理想のライフスタイルを融合させ、ご家族全員が快適に過ごせる開放的で明るい空間になるように設計しました。中古物件はリノベーション後にどのようになるのかイメージしにくいと思ったので、打ち合わせの際には毎回3Dイメージを見ていただくようにしていました。希望がどのようにプランに反映されているのかが具体的にお客様に伝わり、喜んでいただけてよかったと思います。満足していただける仕上がりになったと自負しています。